ワンちゃんの皮膚病は、ご家族様にとっても、たいへん深刻です。治療も長くかかる病気です。
痒くて寝ることもできない、シャンプーしてもシャンプーしても良くならない……
そんなワンちゃんたちのために、少しでもお役に立てればと、約10年間、皮膚科専門の動物病院にて副院長として治療をしてまいりました。
これまでの経験をもとに、あなたの大切なご家族である皮膚病に苦しむワンちゃんのために、お力になることができればと思っております。
現在、「皮膚病」と呼ばれる疾患は、たいへん多くの種類が報告されております。
皮膚を痒がる、毛が抜ける、発疹が出る、赤く腫れる、強い臭気、湿潤……
その中でも最近、ハウスダスト等に起因するアレルギーが多く所見されています。
近頃は、生活様式や環境の影響もあってか、動物病院で治療を受ける理由の中でいちばん多いのが皮膚病です。
その原因は何なのか。どうすれば改善できるのか。
よく似た症状でも原因はまったく別の場合もあり、ここで治療方針を誤ると、
「何年も動物病院に通ったのに…」
「こんなにたくさん薬を飲んでいるのに…」
「治療にずいぶん費用をかけたのに…」
まったくゴールの見えない道を迷うことになります。
当院では、神奈川県の皮膚専門の動物病院に約10年間勤務し、9000頭以上の診察、診断を行ってきた獣医師が、皮膚病変の原因を見極め、体重に応じた薬の量をミリグラム(mg)単位で綿密に計算して処方します。
皮膚病には、完治を目指せるものと、残念ながらそれが困難なものが有ります。
これまでにも、かかりつけ医で「この皮膚病は治す手立てがございません」と言われてしまったという方、痛みと痒みで一晩中鳴き続けるワンちゃんの声で眠ることもできないというご一家、決まった季節に悪化するというお悩み、一度は良くなったと思ったのに再発してしまったというお話など、多くの声を伺って参りました。
ですが、たとえ完治は困難な皮膚病でも、「生活への支障をできるだけ下げて、普通の生涯を送れる程度にまで、症状を緩和する」ことを目指して症状をコントロールしていくことならば、不可能ではないはずです。
慢性化してしまった皮膚病も、段階的に治療を行ってまいります。
そのためには、どんなお薬がどれだけ必要か、そのお薬をどう飲ませたらいいか、毎日のお食事はどうしたらいいか、お散歩は? シャンプーは?
こうした疑問への答えを丁寧にご説明し、ワンちゃんの生活の質(QOL)をできるだけ高いレベルで維持していくことこそが、使命であると痛感しております。
完治を目指せる皮膚病は、治療と再発防止を。
完治が困難な皮膚病は、適切な管理と症状の軽減を。
できるだけ低いリスクで実現することを目指しております。
そしてそれが、ワンちゃんとご家族様の日々の暮らしを穏やかで豊かなものにするお手伝いにつながるならば、嬉しいかぎりです。
ワンちゃんの皮膚病は、ご家族様にとっても、たいへん深刻です。治療も長くかかる病気です。
痒くて寝ることもできない、シャンプーしてもシャンプーしても良くならない……
そんなワンちゃんたちのために、少しでもお役に立てればと、約10年間、皮膚科専門の動物病院にて副院長として治療をしてまいりました。
これまでの経験をもとに、あなたの大切なご家族である皮膚病に苦しむワンちゃんのために、お力になることができればと思っております。
平岡 真菜美(ひらおか まなみ)
2000年麻布大学獣医学部獣医学科卒。2007年から約10年間、神奈川県の皮膚専門の動物病院に勤務。
※事前にお電話(Tel:03-6804-3704)にてご予約をお願い致します。
※予約の受付は平日のみ承ります。
※当院は完全御予約制です。 予約枠に空きがない場合もございます。